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『いつもの野菜で新しいひと皿』 『西洋お寺ごはん』

最近出版された本の中から興味深い本を紹介します。2冊はビーガン料理本でもう一冊はペスコベジ(一部魚介類入り)のレシピ本です。

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カノウユミコ著『いつもの野菜で新しいひと皿』ISBN978-4-579-21351-1 文化学園文化出版局2018年12月17日刊 (本体1400円+税)

菜菜ごはんシリーズで有名なベジ料理研究家のカノウユミコさんの最新刊『いつもの野菜で新しいひと皿』です。定番料理/保存食/主役のおかず/おつまみ/麺とごはん/デザートという6章だてで、いつも通り分かり易い材料表示やレシピ、そしていつも通り写真が綺麗です。料理の途中の写真は再現するときにとっても力強いガイドです。ありがたい。

 

次の1冊はお寺ごはんシリーズでおなじみの青江覚峰師の本『西洋お寺ごはん』です。d-190112-ib2

青江覚峰著『西洋お寺ごはん』ISBN978-4-7993-2390-8 ディスカヴァートゥエンティワン2018年11月30日刊行(本体1500円+税)

タイトルに戸惑いましたが、要するに洋風の精進料理という意味です。マーケットに行けば様々な食材が売られているのですから、昔どおりの食材を使った精進料理だけでは、せっかくの伝統が形骸化して廃れてしまいます。現代を生きる皆んなが美味しそうだなと思うことはけっして精進食の主旨から外れることではないと私も思います。貴重な食をいただける幸せをかみしめる精神を忘れずに、時代の流れの中で精進食も発展すべきだと思います。小版の出版ですが、春夏秋冬の四季の食材に合わせて70以上のお料理が提案されています。

 

もう1冊は一部のお料理に魚介類が使われていてヴィーガン料理のレシピ本いうわけではありませんが、ヴィーガン料理にもすごく役に立つレシピ本です。『白崎裕子の料理とおやつ』という本です。d-190112-ib3

白崎裕子著『料理とおやつ』ISBN978-4-540-18163-4 農文協 2018年12月5日刊行(本体1500円+税)

神奈川の葉山でオーガニック料理教室「白崎茶会」を主宰されている白崎裕子さんが、季刊『うかたま』に連載されていたレシピが5年分まとめられて本になりました。この本の特徴のひとつは、地粉や米粉などの日本古来のものを使い、身近にある普通のオーブンやレンジや蒸し器やフライパンを使ってどんな手順で作るのかが丁寧に説明されている点です。特に卵やバターを使わずに甘酒や豆腐をつかって作るおかし類は魅力いっぱい、やってみたい。