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山食音で中世インド料理レシピの研究会

 今日は、ずっと続けて守っている非時食戒を破って非時(午後から夜明け)にも関わらず食事会に参加して来ました。(けど、そのかわりちゃんとお昼ご飯は抜いてます。)そのやんごとなきワケと言うのは、インド・チベット学者の加納和雄さんが中心となって続けている「中世南インド宮廷料理復元の試み」研究会があって、いつも私が通っているビーガンレストラン「山食音」のキッチンを使って復元実験が行なわれたのです。d-171217-is1

正式な課題名は「中世インドにおける香辛料の用途・効能の解明およびその現代的応用」というなんだかカタいものですが、まあこれは研究資金助成獲得のために学者がよくやる手です。
 中世サンスクリット料理本で、ターンジャブール公文書館に保存されている最古の写本『パーカダルパナ』に紹介されている料理を解読して、香辛料や調味料に至るまでこだわって復元しようという試みです。「茄子の炒め物」や「冬瓜の炒め物」ゾウコンニャク(スーラナ)の球根で作った「コンニャクの炒め物」、「皮付きムングダル」「豆類の甘味団子」など解読された中世のレシピを、山食音の東さんやタルカの小此木さんなどのプロの調理担当が復元しました。d-171217-is2

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 インド文化やアーユルヴェーダの専門家たち、『世界の食文化インド』著者の小磯千尋・学ご夫妻や、タミル文化専門の飯塚真弓先生、古代インドの塩や砂糖の専門家である井上綾瀬さんらが一同に集まって濃ゆい時間を過ごしました。d-171217-is5